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Wood, Stone

& Fire

ウッド ストーン 

& ファイヤ

    Home Improvement Services 

   & Wood-Burning Specialties

 

By Peak Home Builders

 ピーク ホーム ビルダーズ

2020

SIMPLE

HEATER

登場! 

IMG_4166.JPG

​当社がメイスンリーヒーターと携わってかれこれ8年が経ちました。 ここ数年はありがたいことにヒーター関係の問い合わせが増えました。それでも、設置まで決断をしていただける客さんはそう多くはありません。 なんだかんだ言っても、日本はデフレ経済から抜け出せていません。 

費用が理由で、切望しながら導入をあきらめてしまったお客さんがいかに多かったことでしょうか。 

これまで当社で標準としてきたメイスンリーヒーターは、北米で燃焼実験を繰り返して性能を高めたデザインで、その炉(コア)は複雑な構造で作製にも非常に時間がかかります。それゆえ、どうしても高価になっていました。

ヨーロッパではメイスンリーヒーターは決して特別な存在ではなく、各家庭に当たり前にあります。 特に東欧諸国は裕福な国々ではありませんが、それでもヒーターの需要は日本とは比べ物にならないほど高いです。

「こういう国々で使われているAffordable (普及型)ヒーターを日本でも作りたい!」 との思いに至りました。

そこで、Masonry Heater Association を通じて、SNS上でつながっていた、ポーランド在住のロベルト・ブワシュチックというヒータービルダーに連絡をとり、設計の協力を仰ぐに至りました。

更に、ヨーロッパと北米のメイスンリーヒーターの決定的な違いが、その構造にあります。ヨーロッパでは、レンガを一重で組んでそこに直接ドアなどを付ける、「シングルスキンヒーター」が主流です。一方で、アメリカ・カナダにおいては厳しい法令があり、必ず「ダブルスキン」という2重構造でなければなりません。北米で学んだ当社は当初ダブルスキン構造を採用したので、それも高コストの一因でした。 なお、日本にはダブルスキンでなければいけない条例はありません。今回たどり着いたのは、火を焚く炉の部分をより安全性と蓄熱性を重視して、耐火レンガと外郭レンガのダブル構造とし、その他の煙道などをシングル構造とした、いわば、セミ・ダブル構造としました。

主要諸元:

寸法 W1200 D750 H1550 (ベンチ、薪ラック含まず)

重量 概算2.2トン  (     ↑     )

炉はW500 D450 H500 (耐火煉瓦)

最大で 広葉樹18kg 針葉樹 12kg くらいを焚くことを想定しています。

スクリーンショット (56).png

​ロベルトが仕上げたデザイン スケッチアップという、ソフトウェアを使っている。 他の多くのヒータービルダーも使っている大変便利なソフト。

メイスンリーヒーターの火入れ

​完成して、初火入れ

赤レンガで積むメイスンリーヒーターペチカ

​作製中の画像。レンガ積みが完成した一コマ。プロポーションと予算の都合で薪ラックは削除になった。

今回は、設計者のロベルトがはるばるワルシャワから来日して、コラボ作製となった。

​  作製費用

ヒーター本体価格 ¥890,000

クレイ(土)仕上げ

オプション

ヒーテッドベンチ  ¥60,000~

(高さ、長さ可変)

薪ラック      ¥50,000~

基礎工事、床タイル工事、煙突工事、現地調査費、資材搬入費別途。また遠方の場合は移動・滞在費などの諸経費が別途かかります。

消費税別途。 

なお、ベンチの寸法変更、オーブンの追加なども可能です。ご相談ください。

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